投稿日:
これからホームページを持とうとする弁護士、司法書士、税理士の先生方にとって、Webの世界は専門用語だらけで分かりにくいかもしれません。
「サーバー費用って何?」 「ドメインとは?」
これらは、ホームページを公開し続ける限り発生する「ランニングコスト」の正体でもあります。 これらを「リアルの事務所開設」に例えると、その役割と必要性がすっきりと理解できます。
- 【土地】ウェブサーバー(Web Server)
ホームページのデータを置いておく場所、つまりインターネット上の「土地」にあたるのがサーバーです。
役割: 24時間365日稼働し続け、訪問者からの「見せて」というリクエストに応じてデータを表示します。
品質の差: 土地に「地盤の良し悪し」があるように、サーバーにも品質があります。
格安サーバー: 表示が遅い、アクセスが集中すると落ちる、セキュリティが脆弱。
ビジネス用サーバー: 高速表示(Nginxなど最新技術の採用)、障害に強い、高セキュリティ。
士業のサイトは信頼が第一です。表示が遅かったり、頻繁に閲覧不能になることは機会損失に直結するため、私たちは月額数千円〜のビジネス基準を満たしたサーバー環境をご提供しています。
- 【住所】ドメイン(Domain)
インターネット上の「住所」にあたるのがドメインです。 (例:samurai-lab.jp や office-name.com など)
役割: 本来、サーバーの場所は「123.45.67.89」といった数字の羅列(IPアドレス)で管理されていますが、人間には覚えにくいため、分かりやすい文字列(ドメイン)に変換して運用します。
重要性: ドメインは使い続けるほどGoogleからの評価が蓄積される「資産」になります。
- 【建物】ホームページのデータ(Web Data)
土地(サーバー)と住所(ドメイン)があっても、そこに建つ「建物(家)」がなければ人は呼べません。これがホームページのデータです。
昔の主流(HTML): 紙芝居のように1ページずつ作る手法。更新するには専門知識が必要でした。
今の主流(CMS / WordPress): 現在、私たちが提供する士業サイトのほとんどは、「システム(プログラム)」で動いています。 ブログ機能や新着情報など、先生方ご自身で簡単に更新できる仕組み(WordPressなど)を組み込み、裏側ではデータベース(MySQL)が動いています。 単なる「絵」ではなく、「機能する家」を建てるイメージです。
- 【鍵・警備】SSLサーバー証明書(★2025年の必須項目)
昔は「あれば良い」ものでしたが、現在は「絶対にないとダメ」なのがSSL(通信の暗号化)です。 URLが http:// ではなく https:// から始まるようにする設定です。
これがないと、ブラウザに「保護されていない通信(Not Secure)」という警告が出てしまい、相談者に「この事務所はセキュリティ意識が低い」と判断されてしまいます。
まとめ:全部まとめて「サムライラボ」にお任せください
ホームページを公開するには、最低でも以下の4つを揃え、正しく紐付ける設定が必要です。
- サーバー(土地)
- ドメイン(住所)
- データ・システム(建物)
- SSL(警備)
これらを別々の会社で契約すると管理が煩雑になりますが、サムライラボではこれら全てを一括で管理・提供いたします。
【重要:コンプライアンスについて】 サーバー領域をお客様に貸し出す(ホスティングする)行為は、総務省への「電気通信事業の届出」が必要な事業です。 しかし、Web制作会社の中には、無届けのままサーバーを再販している業者が存在します。
サムライラボ(運営会社)は、総務省へ届出済みの正規の電気通信事業者です。 法律の専門家である先生方だからこそ、コンプライアンスを遵守した制作会社をお選びください。

