弁護士と司法書士のHP制作におけるアクセス対策(SEO編)

前回の記事で弁護士(法律事務所)や司法書士がホームページを制作して集客を期待する業務を記載すると偏りが出てしまい,競争が激しくなるとご説明しましたが,今回は,競争が激しい業務の”競合するホームページとの戦い方”をご説明していきたいと思いますが,お伝えしたいことが多いため複数回に分けたいと思います。

今回は,SEOの視点で,競合する弁護士ホームページ,司法書士ホームページとの戦い方の一例をご説明したいと思います。

●弁護士(法律事務所)HP,司法書士HPの現状など

競合する法律事務所ホームページ,弁護士ホームページ,司法書士ホームページが多いと,ホームページを制作した後,上位10位までを競う椅子取りゲームのような現象が起こります。

椅子の数は10(位)ですが,参加者の人数(競合ホームページの数)は業務によって大きく異なります。利益率が高い業務だと,数千という競合サイトが存在します。とても高い倍率です。

それでも,弁護士,法律事務所,司法書士が集客を目的としたホームページにおいて,SEOで確保した動線は低コストで非常に優れた方法である以上は,どうしても競争に勝たなくてはいけません

●弁護士(法律事務所)ホームページ・司法書士ホームページで勝つ方法は2つ

戦い方1:検索者数が多いキーワードでSEOを行なう
調べている人が多いキーワードでSEOを行なえば必然的にアクセスは増加しますよね。
(検索結果でクリックされるように改善することは必要になります)

私たちが,弁護士ホームページ,法律事務所ホームページ,司法書士ホームページを制作するときには検索者数の多寡を調査し,構成をご提案し原稿の作成をお願いしています。
弁護士や司法書士の方に原稿を好きなように書いて頂くと,”検索者数が少ないキーワード”しか入っていない原稿になりかねず,もしもそのような原稿のホームページになった場合,アクセスが増えなくなってしまいます。

必ずしもそうでないこともありますが,基本的には「検索者数=需要」と考えることができるためです。
別の機会に検索者数が多いキーワードの見つけ方を紹介したいと思います。

戦い方2:検索者数が少ないキーワードでも大量のキーワードでSEOを行なう
例えば1ヶ月に10回しか検索されないようなキーワードでも10個のキーワードでSEOを行なえば100アクセスを確保出来ます。これはいわゆるロングテールSEOと呼ばれる手法ですね。

この方法は,検索者数の多寡などはとりあえずは考えず,とにかく記事を増やしまくるという方法です。
記事を増やすのはとても大変ですが,非常に効果的です。

例えば,制作する弁護士ホームページ,法律事務所ホームページ,司法書士ホームページに遺言相続というコンテンツを作りたいと考えたとします。

遺産相続というキーワードでは月間約1,600回検索されています。このキーワードで1位を取り,クリック率が100%ならアクセスは1,600アクセスです。
相続 無料相談というキーワードでは月間約300回です。このキーワードで1位を取り,クリック率が100%ならアクセスは300です。

検索者数は後者の方が少ないですが,検索者数が少ないキーワードであっても,様々な組み合わせをすることで”遺産相続”というキーワード単体よりもアクセスが多くなります。

実はホームページのアクセス全体のうち,約85%がこのようなロングテールキーワードであって,ビッグキーワードは全体の15%以下です。

本気でアクセスを増やそうと思うと,手間はかかりますが,”検索者数が少ないキーワードでも大量のキーワードでSEOを行なう”ことがおすすめです。
毎日,ホームページの記事をアップしているような弁護士や司法書士のお客様も沢山いらっしゃいますが,月に1~2回程度しか更新しない方に比べるとアクセスは数十倍~数百倍も開きがあります。

余談ですが,ホームページを公開して間もない段階で頻繁に更新してしまうと,弊害も出てくるケースがありますので,注意が必要です。
(私どもは,”ちょうど良いタイミング”をご案内しています。)

ホームページをアクセスをSEOで増やそうと思うと上記の戦い方が王道です。(他にもありますがここでは割愛します)
理想は”戦い方1”と”戦い方2”を並行していくことです。

次回は,弁護士(法律事務所),司法書士事務所のホームページ制作におけるアクセス対策(リスティング編)を予定しています。




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