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「ホームページを作ったのに、会社名で検索しても出てこない」 「ブログを更新したのに、いつまで経っても検索結果に反映されない」
弁護士や司法書士の先生方から、このようなご相談をよくいただきます。 特にご自身でホームページを作成されたケースや、格安業者に依頼した場合によく起こる現象ですが、これは「Googleがまだ、そのページの存在に気づいていない」ことが原因です。
Googleの検索ロボット（クローラー）は、世界中のWebサイトを巡回していますが、あなたのサイトの隅々まで勝手に見つけてくれるわけではありません。 そこで必要になるのが、サイトの設計図である「サイトマップ」です。
今回は、SEO対策において必須となる「2つのサイトマップ」の役割と重要性について解説します。
- サイトマップには「2種類」ある
「サイトマップ」と一口に言っても、実は役割が全く異なる2つの種類が存在します。
① 人間用の地図（HTMLサイトマップ）
トップページの下部などにある「サイトマップ」というリンクをクリックすると、サイト内のページ一覧が表示されるページです。
役割: 訪問者が「どんなページがあるのかな？」と迷った時に見るための目次。
メリット: ユーザビリティ（使いやすさ）が向上し、訪問者がサイト内を回遊しやすくなります。
② Google用の地図（XMLサイトマップ）
普段、人間の目には触れない「裏側の地図」です。（ファイル名は一般的に sitemap.xml となります）
役割: Googleのロボットに対して、「ウチのサイトにはこんなページがありますよ」「昨日このブログを更新しましたよ」と伝えるための通信簿のようなデータ。
メリット: 検索エンジンへの登録（インデックス）が圧倒的に早くなります。
- なぜ「XMLサイトマップ」が重要なのか？
Googleのロボットは、リンクを辿ってサイトを巡回します。 もし、XMLサイトマップがない場合、トップページから深い階層にあるページ（例：過去の解決事例や、専門的なコラムなど）には、ロボットがなかなか辿り着けません。
ロボットが来ないということは、「Googleのデータベースに登録されない（インデックスされない）」ということであり、検索結果に一切表示されないことを意味します。
これでは、どんなに素晴らしい記事を書いても集客には繋がりません。 XMLサイトマップを作成し、「Googleサーチコンソール」という管理画面からGoogleに直接送信することで、初めて「くまなく巡回」してもらえるようになるのです。
まとめ：プロの制作は「見えない部分」が違う
「ホームページを作りました」と言っても、ただページが存在しているだけなのか、Googleに正しく認識されている状態なのかで、その価値は天と地ほど違います。
サムライラボで制作する弁護士・司法書士・税理士サイトでは、以下の対策を標準で行っています。
XMLサイトマップの自動生成システム導入 （ブログを更新すると、自動で地図も更新され、Googleに通知されます）
HTMLサイトマップの設置 （訪問者が見やすい目次を作ります）
Googleサーチコンソールとの連携 （地図をGoogleに確実に手渡す設定を行います）
「自分のサイトはちゃんとGoogleに認識されているのだろうか？」と不安な先生は、一度「Googleサーチコンソール」を確認するか、私たちにご相談ください。サイトの健康診断をさせていただきます。
