弁護士・司法書士のPPC広告の費用を抑えるポイント(作業編)

前回の記事では,弁護士,法律事務所,司法書士事務所のホームページにおける”品質スコア”という概念について触れました。

今回は広告を効果的に運用し,集客につなげるために費用を抑える方法を具体的に書きたいと思います。

いきなり答えとなってしまいますが,品質を高くするためには
①品質が低い広告(まずは品質が2~3程度のもの)を別グループに移す
②ページのジャンプ先URL変更する
③ページのジャンプ先に広告に関連するキーワードを埋め込む
というものがあり,現実的に用いられている手法としましては①と②があります。
(③は相当な量のキーワードが必要となり,不自然になることやSEOにも影響してしまうことなどの理由から総合型HPではあまり用いられませんし,私どもにホームページの制作をご依頼頂いたお客様に関しましては,この点も考慮していますので気にされなくても問題ありません)

したがいまして,①と②のご説明をさせていただきます。

①につきましては,
品質が低い広告を集中させるグループを作成し,そのグループに品質スコアが低い広告を全て移動させます。
この作業を行うことにより集中させたグループはスコアが低くなるものの他のグループは高スコアを維持できます。
※この作業は継続的に行う必要があります。

また,不要なキーワードは移動させずに削除してしまうのも一つの方法です。

これは,移動または削除をすすめる理由は,広告品質が低いキーワードが混ざっていると,広告品質が高いキーワードまで広告スコアが下がってしまうためです。
学校のクラスで例えると,一人風邪を引くとほかの生徒まで風邪がうつってしまいますよね?でも,他の教室(グループ)に隔離すれば,他の生徒には影響しません。それと同じ考え方です。
グループ内のキーワードは他のキーワードにも影響を及ぼしますので,この点は理解する必要があります。

②につきましては,
ジャンプ先のURLを関連度の高いページへ直接飛ばす方法です。
一般的には弁護士,法律事務所,司法書士のホームページのトップページへジャンプさせることが多いですが,ページの構成によっては,ジャンプ先URLを各業務のページへ直接飛ばすことで品質を上げることができる場合もあります。ただ,この方法はリスクもあるので良く考える必要があります。(直帰率や離脱率の増加など)

理想は①と②を組み合わせることですが,
②を全てのキーワードで行ってしまうと,直帰率や離脱率が高くなるため,広告費用を抑えることに成功しても受任件数の増加は見込めないためあまりおすすめしません。
※ジャンプ先URLを変更しても直帰率や離脱率にあまり影響しない方法もありますが,一般の方にはあまりにも難易度が高い方法になるためここでは割愛したいと思います。

上記の理由から第一段階としましては①,第二段階としましては(補助的に)②の作業をおすすめいたします。

これらの品質スコアを上げる事に成功すれば,広告費用は大幅に安くなります。

下記のスクリーンショットにある「●●_品質低」というグループに広告品質が低いキーワードをまとめています。

弁護士,法律事務所,司法書士事務所は取り扱える業務が多く,制作するホームページにも多くの取扱業務を掲載するため,広告グループが多くなる傾向にありますので,是非”グルーピング”を活用してください。




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