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少ないアクセスでも士業が
ホームページ集客を成功させるために
弁護士,法律事務所,司法書士等の士業ホームページの多くは楽天などのショッピングモールサイトほどの大量のアクセスはありません。
地域や取り扱う業務はもちろん,どのようなマーケティング戦略をとるかによってアクセスは大きくことなりますが,一日に1000ユニークアクセスを確保している事務所はほとんど無いと言えます。
私どもにホームページ制作をおまかせ頂いたお客様は数百ユニークアクセスがほとんどです。
(開かれた回数(ページビュー)では数千という事務所も多くあります)
それでは本題です。
少ないアクセスで本当に受任に至るのかという疑問が出てくるかと思います。
答えは”ホームページの営業力を向上させる”ことにより受任に至ります。
よくいただくご質問で,ホームページをただ作るだけで何の改善もせずに受任件数が増加するケースは非常にまれです。(ページボリュームがあったり珍しい業務を取り扱っているようなケースは除きます)
よくホームページは24時間働く営業マンと表現されたりしますが,本物の営業マンを雇用するにしても社員教育が必要になります。
これと同じでホームページも教育が必要なのです。

このページの目次
ホームページは「24時間働く営業マン」。ただし“教育”が必要です
「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない」と悩む先生の多くは、サイトを公開しただけで満足してしまっています。 しかし、ただ公開しただけのホームページは、例えるなら「入社したばかりで、商品知識もマナーも教えてもらっていない新人営業マン」を、いきなり外回りに放り出すようなものです。
これでは契約が取れないのは当たり前です。 本物の営業マンに研修やロープレが必要なように、ホームページにも「教育(改善・運用)」が必要不可欠です。
2025年版:ホームページの「教育」とは?
かつては「記事を増やせばいい」時代もありましたが、生成AIが記事を量産できる今、それだけでは不十分です。現在の「教育」とは、以下のような「修正と改善」を指します。
- 信頼性の強化: 先生の実績や解決事例を、閲覧者が「自分ごとの悩み」として捉えられるようにリライトする。
- 導線の改善: 「料金が不安で離脱している」なら料金表を分かりやすく配置する。「問い合わせボタンが見つからない」なら位置を変える。
- 最新情報の更新: 法改正や最新の判例に基づき、常に「生きているサイト」であることを示す。
この「教育」を繰り返すことで、ホームページは「新人」から「トップセールスマン」へと成長し、少ないアクセスでも受任を獲得できるようになります。
Googleアナリティクス4(GA4)の「本当の力」を引き出す
ホームページを教育(改善)するためには、「ユーザーがサイト内でどう動いたか」を知る必要があります。 そのために必須となるのが、業界標準の解析ツール「Googleアナリティクス4(GA4)」です。
多くの事務所がGA4を導入していますが、実はその機能の「10%」も使われていないのが実情です。 「昨日は何人来た」「どのページが見られた」といった「結果」だけを見ていても、集客数は増えません。重要なのは、その数字の裏にある「ユーザーの行動理由」を読み解くことです。
士業サイトにおけるGA4分析のポイント
一般的な制作会社の設定では見逃されがちな、以下のような「深い指標」をサムライラボでは重視します。
詳細なイベントトラッキング: 「電話番号をタップした」「問い合わせフォームに入力し始めたが送信せずに離脱した」など、ユーザーの具体的なアクションを記録します。
エンゲージメント時間の計測: 単にページを開いただけでなく、「実際に何秒間、画面を見ていたか(読んでいたか)」を計測し、記事の質を判断します。
スクロール率の測定: 重要な「解決事例」や「料金表」までスクロールして読まれているか、それとも冒頭で帰ってしまったかを分析します。
サムライラボだからできる「受任直結型」のGA4活用
以前のアクセス解析ツールとは異なり、現在のGA4は非常に高機能です。専門的な知識を持って設定を行えば、ユーザー一人ひとりの行動パターン(ユーザージャーニー)を詳細に追うことが可能です。
アクセス解析は、ツールを入れることがゴールではありません。 「データから弁護士・司法書士の業務特性に合わせた改善策を導き出し、実行する」ことこそが重要です。
少ないアクセスを無駄にせず、1件でも多くの受任に繋げるためのWeb戦略は、士業専門のノウハウを持つサムライラボにお任せください。









