最近頂いたご質問の中に「FacebookやTwitterなどで集客ができると聞いたのですがどれくらい集客できますか?」というものがありました。
私どもの経験では弁護士や司法書士等の士業は直接的な集客効果は無いと断言できます。
一番大きな理由としましては「ユーザーの指向が異なる」からです。
冷静に考えていただきたいのですが,
弁護士(法律事務所)や司法書士等の士業を探すときにFacebookを使用して探すでしょうか?
本当に緊急度が高くて,問い合わせをしうる常況におかれたユーザーはまず間違いなく検索しません。
極めて稀にFacebook等で調べる人がいるかも知れませんが,
”労力を投資”と考えれば,もっと効率的に労力を投資すべきです。
今回は具体的な労力の投資先は割愛しますが,
この点を誤って,制作側の言いなりになっている弁護士や司法書士の方が
多いように見受けられます。
もちろん,これらのSNSが悪いと言っているわけではなく,
”使用目的”が重要なのです。
CS(顧客満足度)向上に使用するなどマーケティングの別の視点で見れば有意義な使用方法もありますが,
残念なことに上記の様に”集客”を目的として使用している方が多いのが現状です。
中途半端にSNSに手を出すぐらいなら基本に忠実に
ホームページを更新するほうが検索エンジンにもひっかかりやすくなりますので
遙かに効率的なのです。
この点は制作会社の言いなりにならずに冷静に判断していただきたいと思います。