士業HPを適正な予算でリスティング広告を出すたった4個のポイント

 
色々な方のお話を聞いていると,「リスティング広告って高いんでしょ?」という方が多いので今日は適正な広告費の考え方を書きたいと思います。
 
また,本来は予算から決めるべきではなく,目標から逆算的に考えるべきだと思いますが,これから始める方の目安になるようあえて広告予算から書いている部分もありますのでこの点を留意した上でご覧下さい。
 

① 士業ホームページの適正な広告費用(スタート時)

 
まず,誤解を恐れずにざっくりとお伝えするとすれば,適正な広告費は1件あたりの推定受任単価の10〜15%を獲得したい件数をかけた金額です。
 
例えば,1件100万円の案件の場合は
適正な広告費= 10万円〜15万円×獲得した目標件数
となります。
 
上記と類似した計算式は大手のコンサル会社でも用いていますが,微妙にパーセンテージが異なる場合があります。(私どもは他社と比べてやや少ないパーセンテージです)
 

② 士業ホームページの適正な広告費用(運用開始したあと)

 
①の計算式である程度運用し顧客獲得コスト(CPAといいます)が解った段階では下記のような計算式で広告を出すことをおすすめします。
 
適正な広告費=目標CPA×目標獲得件数(目標CV)
 

③ 士業ホームページの適正な広告費用(とにかく沢山獲得したい場合)

 
弁護士(法律事務所),司法書士事務所の中には,複数の資格者が在籍していたり支店が複数存在するなどの理由から,「とにかく沢山受任したい」というケースもあることでしょう。
 
そのようなケースの場合は,運用画面で下記の赤枠に注目するとよいでしょう。
 
左側の赤枠で「予算による制限」となっている部分で「検索広告のインプレッションシェア損失率(予算)」の数値が高い広告は1日あたりの予算を上げることで表示機会が最大化されます。
※実際の運用画面は標準では表示項目を増やさないと損失率などが表示されていないことがあります。
 
他方,この損失率の数値が低い場合は1日あたりの予算はあまり気にする必要はありません。
(もっとも,グルーピングなど品質を上げたりする工夫などは必要です)
 

④ 士業ホームページの適正な広告費用(SEOを併用しながら広告を運用する場合)

 
短期集中型の広告でない限り多くの方がSEOとリスティング広告を組み合わせて集客する,というケースが多いのでこの点も触れたいと思います。
 
SEOとリスティングを並行して運用する場合で予算をある程度抑えながら集客をしたいという弁護士(法律事務所)や司法書士の方は下記のイメージ図をご覧下さい。
 
SEOは基本的には時間とともに上位表示されるキーワードが増え始めるという特性があります。
そのため,SEOが上位表示されはじめてアクセスが増え始めたところで少しずつ広告費を減らしていくというパターンです。
(もちろん,”更に集客したい”ということでしたら広告費は一定のままでも増額しても良いと思います)
 
この方法は公開して間もないホームページやページ数が少ないホームページには特に有効です。
 
状況などを踏まえて適正な広告費を検討する材料になれば嬉しいです。
 
弁護士(法律事務所),司法書士,税理士等の士業のお客様でホームページ制作や集客,広告などにお悩みがございましたら「少し相談したい!」とお気軽にお声かけください。



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