弁護士・司法書士のSSL対応のホームページ制作とSEOについて

弁護士,司法書士,法律事務所のホームページのSSL化イメージGoogleはウェブマスター公式ブログにてSSL化(HTTPS接続)済みのホームページを優先的にインデックスするように仕様を変更すると発表しました。

Googleブログに書かれていますが,ブログで発表したとおりに仕様が変わるとすれば,現在ホームページを運用中の方も,これからホームページを制作する弁護士,法律事務所,司法書士等の士業の方も検討すべき課題が増えたと言えます。

具体的に検討・検証すべき点としましては,
 ① どの程度”優先的にインデックス”されるのか。
 ② 運用コスト増しは避けられないため”費用対効果”はどの程度なのか。
 ③ 競合の弁護士,法律事務所,司法書士事務所はどの程度SSL化をすすめるのか。
などかと思います。

今回の発表の通りSSL化済みのホームページのインデックスが優先され,その優先度合いが顕著な場合は,コストがかかったとしても,SSL化をすすめるべきだと思います。

現在運用されている一般的なホームページの多くはお問い合せフォームやクレジットカードの入力フォームなど,ホームページ全体の中で限られた部分だけがSSL化されているケースが大多数を占めています。

理由としましては,独自ドメインでSSL化するには証明書発行機関の証明書の料金が年間数万円~数十万円かかること,独自ドメインでSSLを設置できるサーバーはビジネス仕様のものになるため,サーバー費用も割高になります。

そのため,私どもを含め,ほぼ全てのホスティング(レンタルサーバー)事業者は共有SSLという仕組みを利用し,お問い合せフォーム等のセキュアな通信をすべきページのみSSL化させているのが現状です。

例えば,一般的なホスティング事業者でホームページを公開すると,
 http://tatoeba.com というURLでホームページを公開していても,
 お問い合せフォームのURLは
 https://ssl.serverjigyousya.com/~tatoebajimusyo/
 というようにドメイン自体が異なるのです。

また,上記のようにドメインが変わってしまうことを嫌ってなのか,セキュアな通信をすべきお問い合せフォームなどでもSSL通信をせずに,ホームページを公開している弁護士,法律事務所,司法書士事務所が非常に多いです。

一方,私どものホームページは上記の「SSL化するとドメインが変わってしまう」という問題を回避するために,iframeという方法でフォームを埋め込んでいますので,フォームをパッと見たときはssl化されていないように見えますが,ページのソースの表示画面で閲覧するときちんとSSL化されていることを確認出来ます。

上記のように,今までは私どもが負担している共有SSLでGoogleからの評価が下がることはなく,通信の安全性も確保が出来ましたが,今回Googleが求めているのは「サイト全体のSSL化」です。

もし,独自ドメインでサイト全体のSSL化を行なおうとするとお客様の負担するコストが増えてしまうことは避けられませんが,今後の動向を踏まえ適切にご提案していきたいと思います。

なお,仮に”SSL化したほうが良い”という場合であっても,他のホームページ制作会社よりもお客様の負担は間違いなく少なくなるかと思います。
(通常のサーバーでは1つのサーバーに1つのドメインしかSSL設定が行えませんが,私どもは他社と異なり,自社でサーバーを運用しており,ドメイン単位でSSLを導入できるためです。)

今度の動向を見ながら適時情報を公開していきたいと思います。




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